以下、ほぼメモです。
Azure SQL Databse
は、Azureで提供されているフルマネージドの PaaSデータベース エンジンで、
最新の安定したバージョンの SQL Server データベースエンジンおよびパッチが適用された OS 上で実行されているものです。
で、例えば 2021年4月時点でAzure SQL Server上のDBに接続して、
SELECT @@VERSION
という内部のバージョンを確認するSQL (T-SQL) を実行すると以下の結果が返ってきました。
Microsoft SQL Azure (RTM) - 12.0.2000.8 Feb 20 2021 17:51:58 Copyright (C) 2019 Microsoft Corporation
12.0.2000.8
という値だけに着目すると SQL Server 2014 の エンジンのバージョンの 12.0.2000.8
と一致しているので、
SQL Server 2014 が動作してるということなのかな。とか一瞬思ったのですが、
それは大いなる勘違いで
Azure SQL Databse
と SQL Server
のエンジンのバージョンは異なっているとのことです。
上記ページの前半の重要
に以下のように書かれています。
SQL Server と Azure SQL Database のデータベース エンジンのバージョン番号は類似のものではありません。 別個の製品に与えられる内部製造番号になっています。 Azure SQL Database のデータベース エンジンは SQL Server データベース エンジンと同じコードに基づいています。 最も重要なことですが、Azure SQL Database のデータベース エンジンには常に最新の SQL データベース エンジン ビットが与えられます。 Azure SQL Database のバージョン 12 は SQL Server のバージョン 15 より新しくなります。
というわけで、Azure SQL Database が返してきた 12.x というエンジンのバージョンは、
SQL Server のエンジンバージョン15.x と同等(か、それ以上)という感じで、結果的に SQL Server 2019 と同等ということになるようです。
Azure SQL Databse
のサービスの定義通り、最新バージョンの SQL Server が動作してるようです。