PuTTY(パティ)での、SSHトンネリングするためのポートフォワード設定方法です。
今回使用している PuTTYが ごった煮版
ではない ので、スクリーンショットは日本語表示になっていません。
以下は公開鍵認証でのssh接続をする例になっています。
前提
PuTTYで公開鍵認証でのssh接続をするためには .ppk(PuTTY形式)の秘密鍵が必要になります。
PuTTYgen
を使って .pem
ファイル から .ppk
ファイルを作成しておく必要があります。
.ppk
の秘密鍵作成時にパスフレーズを設定することになります。
以下は .ppk
ファイルは作成済みであるという前提での手順になっています。
踏み台にするサーバへのssh接続設定
踏み台用サーバへのssh接続のための設定です。通常のssh接続の設定と何も変わりません。
Category : Session で以下を設定します。
- Host Name (or IP address)
- ssh接続する踏み台サーバのホスト名( or IPアドレス) を入力します。
Category : Connection > Data で以下を設定します。
- Auto-login username
- ssh接続するユーザ名 を入力します。
Category : Connection > SSH > Auth で以下を設定します。
- Private key file for authentication
- 「Browse」ボタンをクリックして、用意してある
.ppk
ファイル を選択します。
- 「Browse」ボタンをクリックして、用意してある
ポートフォワード(ローカルフォワード)の設定
Category : Connection > SSH > Tunnels で以下を設定します。
- Source port
- ローカルで待ち受けするポート を入力します
- Destination
- 転送先のサーバのホスト名( or IPアドレス):転送先サーバのポート を入力します
上記入力後に「Add」ボタンをクリックします。
設定内容の保存
Category : Session の Saved Sessions に適当な名前を入れて「Save」ボタンをクリックします。
接続
「Open」ボタンをクリックします。
以下のような内容が表示されるので、.ppk
ファイルに設定したパスフレーズを入力して Enter を押します。
Using username "XXXXXX". Authenticating with public key "imported-openssh-key" Passphrase for key "imported-openssh-key":
これで、踏み台サーバへの接続とポート設定の待ち受けができた状態になります。
あとは、設定したローカルでの待ち受けポートへの通信を行えば、ポート転送が行われます。