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覚えたら書く

IT関係のデベロッパとして日々覚えたことを書き残したいです。 twitter: @yyoshikaw

Go言語 - rsrcを使ってexeにアイコンを埋め込む

Go言語

go buildして生成するexeファイルにアイコンをファイルをrsrcを使って埋めこむ手順です


アイコンファイルの用意

exeに埋め込むためのアイコンファイル(.ico)を用意してください

ここでは、SampleApp.ico を用意したものとします


rsrcの入手とexe化

以下の手順でrsrcを取得してビルドします

go get -v github.com/akavel/rsrc
cd %GOPATH%/src/github.com/akavel/rsrc
go build

これでrsrc.exeができるので、このファイルをPATHが通ったディレクトリに配置します。


アイコンファイルの埋め込みとビルド

ビルド対象のgoファイルがあるディレクトリへ移動して以下を実行します

rsrc -ico SampleApp.ico -o SampleApp.syso
go build

これで生成されたexeに対象のアイコンファイルが埋め込まれた状態になっています

Go言語 - WindowsのセッションID取得

Go言語

Windowsではログオンしたユーザごとにセッションが存在しています。(セッション 0 の分離 - Windows 7 対応アプリケーションの互換性

そのセッションのセッションIDをGo言語で取得するサンプルです。

本サンプルでは自プロセスIDを元にそのプロセスが存在しているセッションのセッションIDを取得します


■サンプルコード

package main

import (
    "fmt"
    "os"
    "syscall"
    "unsafe"
)

func abort(funcname string, err error) {
    panic(fmt.Sprintf("%s failed: %v", funcname, err))
}

var (
    kernel32, _ = syscall.LoadLibrary("kernel32.dll")

    processIDToSessionID, _ = syscall.GetProcAddress(kernel32, "ProcessIdToSessionId")
)

func main() {
    fmt.Printf("My Session Id: %d", MySessionID())
}

func MySessionID() uint32 {
    var sessionID uint32
    _, _, callErr := syscall.Syscall(uintptr(processIDToSessionID),
        2,
        uintptr(os.Getpid()),
        uintptr(unsafe.Pointer(&sessionID)),
        0)
    if callErr != 0 {
        abort("Call ProcessIdToSessionId", callErr)
    }
    return sessionID
}

単純に、os.Getpidの結果を引数にして、WindowsAPIのProcessIdToSessionIdを呼び出しているだけです。(ProcessIdToSessionId function (Windows)


■実行結果

My Session Id: 1

無事にセッションIDが取得できました

MedNight Tokyo #2 〜Web技術でレガシーな医療業界に革命を!エンジニア開発裏話 #mednight

カンファレンス・勉強会

MedNight Tokyo #2 〜Web技術でレガシーな医療業界に革命を!エンジニア開発裏話 に参加しました

以下自分用のメモです(発表内容からだけではなく懇親会中に聞いた話も追加されたメモになっています)


概要

医療ヘルスケア分野の成長企業である、エムスリーメドレーのエンジニアが、医療業界というレガシーな業界にインターネットがもたらす可能性、開発の醍醐味などについて語る。

  • 開催日: 2017年4月19日 20:00~
  • 会場: BASE株式会社


クラウド電子カルテを支える魂の技術

冨岡 純 氏(エムスリー株式会社)

  • 電子カルテ
    • 巨大なメモアプリ
    • 一般的には市場ではほぼオンプレミス
    • クラウド化が簡単ではない
    • レセコンと組み合わせることは必須。レセコン機能も備えた一体型か、連携するか
  • クラウド電子カルテ(デジカル
    • エムスリーのクラウド電子カルテは現在100施設に導入(全てクリニック)
    • ORCAとも連携している
    • iPad Pro版も存在する。手書き機能やシェーマの機能もある
    • リリース戦略としてA/Bテストとかカナリアリリースはしてない模様。リリース後に画面の雰囲気とかはいきなり変わる。
      そういうものであることを医師には伝えてある(教育してある)
  • 技術スタック
    • Rails
    • React.js
    • RxJS
    • iPadアプリ・・・手書きもできる。シェーマの機能もある
    • Scala on Skinny Framework
    • socket.io
  • m3.com
    • m3.com内で、医師に対して製薬のプロモーションをできるようにしている。そのためのアカウントを製薬会社に年間数億円でレンタルしている


CLINICSを支える技術と開発体制

田中 清 氏(株式会社メドレー)

  • CLINICSの技術構成
    • Rails
    • Mithril
    • Android
    • Swift3
    • Node.js
    • MongoDB
    • Redis
    • ElasticSearch
    • Herok
    • AWS
      • Kinesis
      • Lambda
      • CF
      • SNS
      • S3
      • Cognito
    • GCP
      • BigQuery
  • 体制
    • Product Manager: 1
    • Director: 1
    • Designer: 1
    • Engineer: 5
      • インフラ, 実装, プロダクトQA, リリース
  • リリースサイクル
    • 3カ月を1単位(シーズン)として企画、開発、振り返りを実施
    • 各職種合同で実施案件を議論、合意の後に開発
    • MTGなどは月曜に寄せ、開発に集中可能な状況へ
  • 他職種からの機能要望などは随時対応しているか?
    • シーズン中の追加対応は基本行わず、次シーズン計画用にストック
  • 他職種のコミュニケーションは?
    • Slackベース。割り込みのMTGはほぼなく週一で職種リーダMTG


非定型なレポート依頼とPythonで戦う

三浦 琢磨 氏(エムスリー株式会社。医師免許を持っている)

  • エムスリー
    • 2015年時点で約60名のエンジニアが在籍
  • 薬剤情報のプロモーション支援を効果的に支援するためのレポーティング
    • レポーティングにはBIツールの出番・・・が厳しい
  • レポート依頼を定型部品の組み立てに落とし込む
    • 表形式のデータを生成したい
    • 列ごとにプラグインを用視して。組み合わせることで表になる
  • なぜPython?
    • プラグインを書いて即時実行できるのはスクリプト言語
    • pandas がとにかくすごい


CLINICSの変化に耐えるMithril

平木 聡 氏(株式会社メドレー)

  • CLINICSのフロンエンド構成
    • Mithril.js
    • Babel
    • ビルドシステム
      • Node.js
      • yarn
  • Mithril(ミスリル)を選んだ理由
    • Light-weight, Robust, Fast
    • API自体は15個だけ
    • ローンチまでに時間が圧倒的に足りないので選定した
      • Angularは重すぎ
      • VueやReactはView以外で色々と考えなければならない
      • VDOMがやはり良いので、Backboneなどもつらい
      • 柔軟に対応できそうなものがいい
  • 現在のCLINICS
    • Reduxぽい・・?
  • Mithirlの感想
    • 良いところ
      • APIがシンプル
      • ES2017と親和性が高い
      • 変更に強い
    • 悪いところ
      • APIがシンプルなので設計考えないとダメ
      • エコシステムがない



関連エントリ・リンク

GHS開発ガイドライン

NEST 新経済サミット2017 - day2 #NEST2017

カンファレンス・勉強会

NEST 新経済サミット2017 - day2 に参加してきました。 (day1の参加メモはこちら

以下自分用のメモです


概要

NEST(新経済サミット)は、一般社団法人新経済連盟が主催するグローバルカンファレンス。
世界の新経済・新産業を牽引する数多くのアントレプレナー、イノベーターが一堂に会し、時代の潮流を先取りする議論を交わす。

  • 開催日: 2017年4月6日 (木)・7日 (金)
  • 会場: ホテルニューオータニ 東京都千代田区紀尾井町4-1


不透明な世界情勢におけるFinTechの今後

マット・ダンザイゼン (Thiel Capital ポートフォリオマネージャー)
ジェームス・グティエレス (Insikt CEO兼共同創業者 / Oportun 創業者)
クリスト・カーマン (TransferWise 共同創業者)
マイケル・レイブン (Currencycloud CEO)
モデレーター / オスカー・ミエル (楽天株式会社 執行役員)

f:id:nini_y:20170408171451j:plain

  • Currencycloud
    • APIを通してBtoBの事業を行う企業を支援している
    • クライアント250社
  • Thiel Capital
    • 多くのテクノロジー企業への投資を実施
    • PayPal, facebook, Linkedin, Parantirなどに投資
  • TransferWise
    • 国際送金の支援
    • 13億ドル/月 の送金
    • 本当の為替レートが適用された隠れコストがない早くて安い海外送金
  • Insikt
    • 年収の低い個人のクレジットスコアを構築することを支援
    • LENDING AS A SERVICE
  • Fintech Big Trend
    • Fintech企業への投資先の多くが中国に集中している
    • Fintechで突出している企業はほとんど中国にある
  • 昨今の政治の変化がFintechへ与える影響
    • グローバルでの送金のニーズは無くならない
    • 規制が緩和されつつありFintech企業が成長してきている
    • Brexitはマイナス要素だが、短期的には送金量は増えている。
  • 技術イノベーションは政治的な規制や不確実性に対する回避策となるか?
    • イノベーションは消費者が欲しているものに追従している
    • Fintechに関してはまだエキサイティングな段階まではまだ到達していない
    • 将来的にはテクノロジーがドライバーとなる(先に進めてくれる状況となる)
  • ブロックチェーンの影響は?
    • まだ確定的なビジネスモデルは見つかっていない。全員が利用する段階までまだ持って行けていない
  • 仮想通貨が成熟するとどういう影響があるか?
    • 中央集権化したインフラには依存しなくなる。銀行も利用しなくなる可能性もある。
    • が、アクセス時の身元確認の解決が最も難しい。デジタルアイデンティティをどう担保するか
  • 今後、テクノロジーにより銀行取引の方法は急速に大きく変わっていく可能性が高い。


IoTがもたらす社会のイノベーション

ワンチェン・ジャン (Huawei マーケティング&ソリューション部門 バイス・プレジデント)

f:id:nini_y:20170408171614j:plain

  • Future is th Intelligent Society
    • All things Sensing
    • All things Connected
    • All things Inttelligent
  • HuaweiがIoT分野において提供するもの
    • Huawei LiteOS, Chipset, Module
    • Iot Platform
    • 2G, 3G, 4G, eLTE, NB-IoT, 5G
    • Smart Home Gateway, Agile Access Router
    • IoT Security
  • NB-IoT(Narrow Band IoT)
    • Deep coverage
    • 100K connectios per cell
      • 4Gの100倍
    • Low power consumpution
      • 10-year battery life
    • R13が2016年6月にリリース。標準規格化が急速に進んでいる
    • 多くのユースケースが考えられる
      • Smart Water, Smart Gas, Smart Grid, Smart Parking, Smart Trash Bin, Smart Air-Conditioning, Smart Cargo Tracking
    • NB-IoTはWifiよりも接続が切れにくい?


女性目線で考えるスタートアップエコシステム -シリコンバレーとアジア-

アーネスティン・フー (Alsop Louie Partners ベンチャーパートナー)
レイチェル・ラウ (RHL Ventures 共同創業者)
グレース・サイ (Impact Hub Singapore CEO兼共同創業者 Hub Ventures Fund マネージングパートナー)
モデレーター / 谷本 有香 (フォーブス ジャパン 副編集長兼WEB編集長)

  • スタートアップの現在のトレンド
    • シリコンバレーとアジアの違い
      • マインドセットが大きく違う。シリコンバレーは失敗は勲章になる。アジアでは失敗できない
      • シリコンバレーには大きな資金源がある
    • メッセンジャー系のアプリやプラットフォームやエコシステムがアジアで現在最も注目している
    • 問題解決するためのスケーラブルなプラットフォームを持つ企業にチャンスがある
    • AIや機械学習への投資が大きな割合を占めている。既存作業を破壊する可能性があるものに注目している
  • Impact Hub Singaporeはコワーキングスペースを手掛ける
    • 偶然に人が出会うことの重要性。そこからビジネスが生まれる。コネクションを作り学習することで成功までの時間を短縮できる
    • スマートな人たちがどうやって近しい状態になれるかが重要
  • ダイバーシティに関して
    • 創業者自身がパターンマッチングで人を選ぶことで、自身と同じタイプの人間を雇ってしまう
    • 女性であることは、サプライズとして意見を求められることがあり、デメリットはないと感じている
  • 失敗はプロセスの一部。失敗談を共有する。完璧でありたいという考え方に吸い込まれないようにするべき
  • 日本におけるスタートアップのエコシステムの作成はどうすべきか
    • 他の国(例えばシリコンバレー)のモデルのコピーをする必要はない。日本ならではの特性があってよいと思われる


ライドシェア、カーシェア、そして自動運転 -ヒトと車の関係が変わる-

フアン・デ・アントニオ (Cabify 創業者兼CEO)
大崎 真孝 (エヌビディア 日本代表 兼 米国本社副社長)
ムダシール・シェイハ (Careem CEO兼共同創業者)
サム・ゼイド (Getaround 創業者兼CEO)
モデレーター / 松田 憲幸 (ソースネクスト株式会社 代表取締役社長)

f:id:nini_y:20170408171712j:plain

  • Cabify
    • 都市を安全なものにしたいという目標を持っている
    • 移動手段として車両以外にも質の高い選択肢を提供する
    • 南米、スペイン、ポルトガルで事業展開中
  • Careem
    • 中近東でライドシェアを提供している。12カ国で展開
    • 中近東圏のエリアは人口7億
    • 中近東圏では交通インフラが整っていない
    • 羊を移動させる。Sheep on demand というサービスもやっている
  • Getaround
    • 自分の車を貸し出すことができる。それにより収入を得ることができる。
    • サンフランシスコでは各種の車が共有されている
    • 小さなハードを搭載して、車がインターネットや各種センサー等と接続した状態となる
  • NVIDIA
    • 従業員1万人、時価総額7兆円
    • 従業員の90%がエンジニア。その半分がソフトウェアのエンジニア
    • GPUの1つのアーキテクチャでゲーム分野も科学計算の分野も対応している
      • 1つのアーキテクチャしかないので集中投資できている
    • CUDAを提供している。CUDAを学生時代に学んで武器にして起業する人が多数いる。
  • 車は必ずしも効率的ではない。95%は止まっている。渋滞。交通事故
  • ライドシェアリング
    • Careemのサービスは女性が多く利用している。宗教的な観点から自分では運転できないので。
    • Getaroundの立ち上げにあたって、先進国では車を所有するという状況は減ると想定した。
  • 自動運転
    • 2020年に向けて自動運転のニュースが増えてくる可能性が高い
    • NVIDIAでは自分たちで車を買ってきて、そこにハードとソフトをインストールして自動運転用の実験車を作っている
      • この結果を自動車メーカーに実際の量産車に展開してもらう
      • 人の運転の癖を学んで自動運転にフィードバックするシステムを提供する。自動運転酔いを避けることにもなる
    • タクシーなどの人的コストが高いものの置き換えとして自動運転が日本などで普及するのではないか?
      ただし市場によって状況は大きく異なる可能性が高い
  • ライドシェアなどで新しいプラットフォームを提供をすることで、新しい労働を生むことになるのではないかと思っている。失業対策になるかもしれない
  • ドバイには自動運転用のポートが存在している。ドバイなどが自動運転のトレンドをけん引する可能性あり。
  • ライドシェアを利用すれば、そのコンテキストに応じた車を選択することができる。
  • 技術のアベイラビリティを見ていると、自動運転が広まる2025年を待たないように思える。もっとどこかで加速する可能性がある。
    • 自動運転車と今までの自動車との共存する期間が長くなる可能性が高い、それはそれで技術的に解決する必要がある。
    • ライドシェアが進んでいれば車を個人でほとんど所有しないので、自動運転の普及時期を早めることができ能可能性がある。
    • 自動運転などが普及する際には、車の運転手として職を持っている人たちの面倒を見る社会的責任もある
  • 現時点でAIの人材が足りていない。これを何とかする必要がある。
  • 現在の車のサイズは馬車の置き換えから来ていて合理性がない。自動運転車になった際にはこの形も変わる可能性がある。


基調講演

トム・ケリー (IDEO パートナー D4V (Design for Ventures) 創業者兼会長)

  • ベンチャーの成功のためのデザイン思考
  • デザイン思考
    • ツールセット、マインドセット
    • Empathy(共感)
      • 問題解決の前にニーズを見つける必要がある
      • 投薬のミスをなくすアイディアの例
      • 複雑性に取り組んでシンプルなものを提供する
    • Experimental
      • 天才は一般の人間よりも多くのことを試している。失敗をさんざんやった上で成功を語る
      • 我々もコストを安く抑えた上で多くの失敗(学び)をしたい
      • pulseニュースの例。より多くの実験、試行錯誤を重ねた。重ねることによって多くの学びをインプットできた
    • Storytelling
      • ストーリーを与えることでデータに息吹を与えることができる
      • ストーリーは短くして、聞いた人が瞬時に理解できるようにする必要がある
      • Appleの例。iPod ・・・ “A thousand songs in your pocket” とだけ語った。
  • D4C = Design for Change
  • D4L = Design for Learning
  • D4V = Design for Ventures


広がるドローン活用と空の安全管理

ベン・マーカス (AirMap 共同創業者兼CEO)
モーハナラージャ ガジャン (Rapyuta Robotics 共同創業者 代表取締役社長 CEO)
虎石 貴 (楽天株式会社 執行役員 CEO戦略・イノベーション室 オフィスマネージャー)
田瑜 (YUNEEC technology 創業者兼CEO)
モデレーター / ティム・ホーンヤック (科学技術ジャーナリスト)

  • AirMap
    • 4300万ドル調達
    • 空域管理サービス
  • Rapyuta Robotic
    • Rapyutaはジブリ映画のラピュタが由来
    • ドローンを超越したいと思っている
  • 楽天
    • そら楽・・・ドローンの物流サービス
    • Rakuten AirMap・・・無人航空機管制(UTM:Unmanned Traffic Management)の構築を行う
  • YUNEEC technology
    • 軽量のドローン。500ドル
    • 自動追跡モードを持っている
    • 垂直離着陸型の自動飛行もできる人間が乗れるドローンを飛行機器も開発している
  • UTM
    • 空域をアンロックして飛行を可能にする必要がある
    • 風の状況の監視なども必要
  • クラウドのデータを通じてドローン同士で学習しあえるはず
    • あるドローンが飛んだ空域の情報を別のドローンに教える
  • 日本の政府はドローンに関して他国に比べてかなり味方になってくれている
  • ドローンの有人飛行も今後進めていく
  • ドローンは航空機というよりも紐のない凧のようもの。そういう見方の上での規制を検討する必要がある
  • AirMapによって管理されているからドローンの飛行が安全であると楽天としてはしたい
  • 日本はコンシューマ向けのドローン業界は遅れている。
  • アフリカのルワンダでは地理的な問題で血液をドローンで運ぶということに関して規制の話が進んでいる
  • 千葉をドローンのイノベーションセンターにしたいという話もある
  • 中国はコンシューマ向けドローンのリーダー的存在
  • まだ多くの企業が参加しているわけではない、今後学習や知見が深まって規制が整備されれば多くの企業が参加してくると思われる
  • 旅客用のドローンが提供される場合には、価格はテスラモータ車の2倍ぐらい?
  • 規制は国によって少しずつ違う、基本的には同じような枠組みで進んでいる
  • ドローンの運転に関するライセンス制について
    • 飛行に関しては人間よりもコンピュータのほうが上手い。
    • 人とモノを運ぶことは基本的に同じことかもしれない。その前提の上で昨今の自動車にある流れを見ると、そもそも個人所有のドローンというものが必要ないかもしれない。
      • 個人所有したい人だけ高い保険などに入って所有する。フェラーリを持つような感覚


AIは未来をどう変えるか

ジェイ・ベリシモ (IBM ワトソン&クラウドプラットフォーム ジェネラル・マネジャー兼チーフ・レベニュー・オフィサー)
松尾 豊 (東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授)
森 正弥 (楽天株式会社 執行役員兼楽天技術研究所代表)
モデレーター / 辻 庸介 (株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO)

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  • 歴史上はじめての情報の量、スピード、形式に人類がついていけていない。データの発生量に圧倒されている
  • ディープラーニングの進展
    • コンピュータが不得意とした認識ができるようになってきた。発展してきて、エラー率が人間を下回っている。静止画であれば人間の認識力を超えている
    • 「眼の誕生」
      • カンブリア爆発では、生存戦略において眼の誕生が重要だった可能性がある。これと同じことがディープラーニングの世界でも起こる可能性あり
      • これからの機械は眼が見えるようになる。網膜+視角野(ディープラーニング)
        これにより既存産業が一気に自動化される可能性がある
        • 農業、建設、食品加工、組み立て加工
    • 日本の戦略
      • 人手不足は、目を持った機械で補うことができる可能性がある
    • ディープラーニングはコモディティ化して使いやすくなっている。各市場で"眼"がどのような役割を担っているかを把握して適用していく必要がある
  • 楽天でのAI
    • 楽天技術研究所では最先端の技術をビジネスの世界にリアルタイムに適用している
    • ドローンの安全な着陸のために技術にAIを利用
    • 楽天市場では価格と在庫の最適化システムで大規模にAIを利用している
    • 人ひとりのディスカウントが異なってくるはずである。これを在庫の状況や各種コンテキストを見て各人に異なるクーポンを配る
    • AIで隠れたニーズを見つける。ユーザの頭の中にある隠れた商品ジャンルを作成して提案する
    • AIの人材は世界中から応募者がいる。が、日本人の応募者はほとんどいない。
  • IBMワトソン
    • 人間の専門知識を獲得して拡張している。技術というよりもデータが重要
    • AI=拡張知能。どうやって人間の知能を拡張するか
    • AIに関して、各企業はビジネスモデルをどうすればいいのかを求めてくる
    • 企業内の人の入れ替わりに関してナレッジをどうやって保持・継承するかにつての問題の解決などにAIを利用する
  • シンギュラリティについて
    • 既存の仕事を奪われる奪われないという話に関しては、そもそもAI関係なく技術の進化も進んでいるので、一度学んだことでずっと通用するということはなくなる。
    • 世間で言われていることは、知能と生命を混同している。自分を守りたいというのは生命由来。
    • たとえば、retailの現場では、ユーザの動きが進化しすぎていて、そもそも既存の手法ではユーザの動きをとらえ切れていない。そういう場面でAIを活用する。
  • AIに関する倫理観
    • 一般の人に対するテクノロジーの啓蒙やガイドラインの制定は必須
    • 競合他社とも手を組んで各種活動を行っている
    • 人工知能研究者と社会の対話を行って、お互いに理解を深めるようにしている。これは研究者の見落としを防ぐ役割にもなる。
  • 今でも、知らず知らずのうちにユーザが利用しているITの裏に未熟なAIが隠れている。これが高度なAIに置き換わっていく。



関連エントリ

NEST 新経済サミット2017 - day1 #NEST2017

カンファレンス・勉強会

NEST 新経済サミット2017 - day1 に参加してきました。 (day2の参加メモはこちら

以下自分用のメモです


概要

NEST(新経済サミット)は、一般社団法人新経済連盟が主催するグローバルカンファレンス。
世界の新経済・新産業を牽引する数多くのアントレプレナー、イノベーターが一堂に会し、時代の潮流を先取りする議論を交わす。

  • 開催日: 2017年4月6日 (木)
  • 会場: ホテルニューオータニ 東京都千代田区紀尾井町4-1

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起業がイノベーションを巻き起こす -スタートアップにとって必要なこととは?-

アシュヴィン・バチレディ (Geodesic Capital 共同設立パートナー)
ピーター・ベル (BCSV 会長 / Highland Capital Partners シニアアドバイザー)
マイケル・ジャコーニ (Button 共同創業者兼CEO)
ザファー・ユニス (500 Startups パートナー)
モデレーター / サエミン・アン (Rakuten Ventures マネージング・パートナー)

  • ツールのコストが劇的に下がった
    • Uber,Airbnb等が現れた
    • チップのコスト低下によりマシンラーニング、AIは今後も有望
      • 医療などへの適用も考えられる
  • ここ2年で劇的な変化が起こっている
    • 人材を探すところが最も肝
  • 歴史的にデジタル化が進んでいなかった業種でのIT化が現在エキサイディング
    • Uber, Airbnb, シームレス決済 等
    • 昔は投資先として魅力的でなかった業種が魅力的になっている
    • 物理的なアナログの世界×テクノロジー
  • 投資家の数が倍増している
    • 投資家は海外にも目を向けている
  • 熱狂が冷めてきたトレンドや業種はあるか?
    • オンデマンドEconomy
    • 情熱があるだけではなくユニークな洞察がある起業家に投資したい
    • 投資先は、ただ座ってる起業家ではない。機会をうかがって動く
    • 長期的に破壊をもたらす企業であるか?が魅力的な企業であるかどうかの観点の一つ
  • 起業家としてはタイムマネジメントが重要な要素
    • あまりに多くの時間を会議に費やしているなら是正を促す
  • 投資家としての機会が極端に多い
    • 起業家に一度コミットすると資金だけでなく時間も提供していることになる。起業家にとってのメンターとして振る舞う
    • ネットワーク作りの重要性
  • 創設者と投資家のコミュニケーション
    • 精緻な短いメッセージでVCに発信しているか
    • 企業の創設者はVCの基本的な儲けのしくみを把握しておく必要がある。この部分を起業家は軽視してしまっている。
    • アントレプレナーには、ビジョンが明瞭であるか?を期待している
    • 面会して1~2分で投資するかどうかを決定している。各VCに説明する機会は1回しかない、準備して意思疎通ができるかが重要
    • アントレプレナーは恐怖心を持たないようにするべき。起業家は大企業が無視している、人々が理解できていないところに挑もうとしているのであるから。
  • 技術的に先行して市場に出なければならないというものではない、後追いのものがTOPに立つことがある。
    • 後から出てきた企業のほうが市場に対して学習できる場合がある
    • 投資先が技術的な先行者かどうかが魅力的かどうかとイコールではない
    • 日本のアーリーステージの人間は実は他でも同じ問題に取り組んでいないと勘違いしがち。他をリサーチすべき。
      他から競合が来た場合のプロテクション方法を考えておく必要がある
    • VCは毎日新しい企業を評価しているので実は業界に対して多くを学んでいる。そのため、投資家はVCに資金だけでなくアドバイスも求めるべき
  • 日本へのメッセージ
    • ミッション駆動型の企業を探している。そういう企業のほうが長期的な成長が見込める
    • 人生は短いので、リスクをとるなら楽しむ必要がある。


NEST STARTUP CHALLENGE

テーマを「Startup Showcase」として、日本における様々な形のスタートアップエコシステムの今を披露。

ポケットマルシェ

株式会社ポケットマルシェ (Infinity Ventures Summit)

  • 工業的な食事の状況
    • 生産者と消費者の分断が起こっている
  • ポケットマルシェ
    • 生産者と消費者を直につなぐCtoCにつなぐ
    • スマホを使って3分で消費者に出品できて直でつながる
    • ユーザから直で感謝の言葉が届く
    • 生産者と消費者のコミュニケーションのツールとなった

Helppad

aba (Samurai Island Expo)

  • 介護職の離職率=7割
    • 介護用の5万のベッドがあるが、職員が足りないので2万のベッドが空いている
  • オムツを開けずに排泄の状況を把握できる
    • 排泄センサー(臭いで検知する)
    • 非装着型。肌の弱い人にも問題がない。間違って外してしまうことがない。
    • 臭いセンサーのため便の検知ができる
    • 人によって異なるにおいをAIで学習する

スマートパーキング

株式会社シード (Monthly Pitch)

  • SmartParking
    • 借りたい人間と貸主のマッチングアプリ
    • 駐車スペースのカラーコーンにスマホをかざすだけで駐車料金を払える(現金不要)
    • 入出庫が簡単
  • 時間貸しの後払い

CQV (ComQuest Ventures)

日本コムクエスト・ベンチャーズ合同会社 (国家戦略特区「グローバル創業都市・福岡」)

  • 福岡は徹底的な規制緩和をしている
  • UAV(Drone) Design
    • ドローンの設計支援
    • ソフトウェアでの設計を行う
    • 空気力学の分析を含んでいる
  • フライト時間
    • 通常のドローンよりも飛行時間が圧倒的に長い
  • 実際のハードウェアの製造も行っている

オンラインフィッティングサービスFITTY

フィッティン株式会社 (KOBE INNOVATION ECOSYSTEM)

  • ベストフィットなランジェリーを提供するためのオンラインサービス
  • 下着は1兆円の市場規模
  • 女性用の下着はECで売りにくい
  • 女性用の下着はメーカーごとに仕様が違うためサイズが合わないトラブルが多い

Capillary Analysis System“CAS”

あっと株式会社 (大阪イノベーションハブ)

  • 健康状態の可視化の重要性
  • CAS
    • 毛細血管の状態の可視化・解析ができる
    • 指をCASのデバイスに乗せるだけで検査できる。とても簡易
  • CASの使用には免許はいらない。採血を行わないので。
  • CASの利用を血圧計と同じぐらい一般的な検査機器として広めることを目的としている
  • クラウドに集積したデータを利用することで検査結果を定量評価ができる

FOVE

FOVE (Slush Tokyo)

  • FOVE
    • グローバルでハイブリッドなチームでVR関連のサービスを開発している
  • VR
    • 今:一方的な見るだけの情報
    • 今後:コンテツへアウトプットする(インタラクティブにする)
  • FOVE = first eye tracking
    • 見ることでコンテンツへ刺激を与える

データボット

データボット (Tech in Asia)

  • 新興国が今後の経済の支配者となる
  • JERRY
    • 各種のデータを繋ぎ、あらゆる産業の課題を解決する
    • 農業への適用など。土地の状況変化などを予見する
    • GE,Apple等とパートナーシップ
    • 一般の人からデータを収集し、一般の人にデータを与える

BRING

日本環境設計株式会社 (Morning Pitch)

  • 石油を使わない地上にある資源だけで循環する
    • すでに生み出された衣類や各種工業製品から資源を作り次の製品を生み出す
    • 楽しくリサイクルできる仕組み
    • 石油を使わないので環境に良い
  • 工場が今年稼働予定

AGRIBUDDY

アグリバディー  (未来2017)

  • 小規模農業向けプラットフォーム
    • 4500億ドルの市場規模があると想定される
    • ただし、小規模農家にアクセスする手段がない
  • AGRIBUDDY
    • 小規模農家を各種プレーヤーとつなげる。資材の供給業者。保険。金融機関。アドバイザー
  • ASEAN地域でまずは広げていく

ゲノム・パーソナル医療のプラットフォーム

G-TAC株式会社 (始動 Next Innovator 2016)

  • 事前の予防で防げる疾患が多いが、
    • 医師の誤審率=31.7%
    • 腫瘍が5mm以下だと判別不可
    • そのため医療費の増大
  • ゲノムを利用した検査・解析
    • 技術進展で1時間未満で検査できる
    • G-TACの提供するサービスはなんちゃってDNA検査ではない
  • ゲノムのAmazonを目指している
    • ゲノムデータベース
    • 医師が具体的な指示をしてくれる
    • 1400の医療機関がパートナーとなっている(エムスリー社のm3.comを利用しまくった)


基調講演

ベン・ホロウィッツ (Andreessen Horowitz 共同創業者兼ゼネラルパートナー)
モデレーター / 三木谷浩史 (楽天株式会社 代表取締役会長兼社長)

  • 「HARD THINGS」の著者
  • AIの進化
    • AI, 物理計算の分野が急速に発展している
    • 複雑性のある問題へも対応できるようになってきた
  • 自動運転
    • 90%の問題はクリア。残り10%の解決が必要だが。
  • Amazon Echo
    • 高齢者とのインターフェースにもなる
    • ヒューマンフレンドリー
  • AIの危険性。セキュリティ。軍事性
    • セキュリティリスクがあってもインターネットが利用されるという過去の事例がある。
    • AIのシンギュラリティについては正確に何が起こるかは不明
  • 現在注目しているところは?
    • 生物学
      • 遺伝子の解析などで、多くの疾患を直すことができる可能性。
    • メディカル
      • 創薬へのAIの利用。遺伝子のタイプに合わせた創薬
  • 「HARD THINGS」
    • 多くのビジネス本がCEOの自分を助けてくれない。アドバイスのすべてが2週間程度の有効期間しかなった。
    • スタートアップが、優秀な人を引き付けられない時にどうすべきかについて考えた。
    • 多くの成功者も基本的にはスムーズに進んだわけではなく危機を乗り越えている
    • 極めて体系化した形で情報をまとめておく必要がある。そのような準備無しでは品質の高い決定はできない
  • 技術者としての創業者
    • CEOとしてスキルがない創業者は、そのような経験のある人と常にやり取りする必要がある
    • VCは人のネットワークを創業者に提供する
  • 起業家の社会的ミッション
    • 利益だけではなく社会へのインパクトを考える必要がある
    • 持続するためには利益を生み続ける必要もある
  • イノベーティブなアイデアは最初はバッドアイデアに見える
    • バッドアイデアを拒絶することがイノベーションを排除してしまうことにつながってしまうことがある
  • 日本の考え方について
    • 半導体と自動車については日本はアメリカを凌駕していた
    • 3つの変革
      • 競争がオープンである必要がある
      • ハードウェアに関しては上手かったがソフトウェアはうまくない。ただし、現在はデータビジネスに切り替わりつつある
      • 移民の受け入れ


サステイナブルな未来のビジョン -サーキュラーエコノミーとLivingAnywhere-

井上 高志 (株式会社LIFULL 代表取締役社長)
孫 泰蔵 (Mistletoe株式会社 代表取締役社長兼CEO)
モデレーター / 程 近智 (アクセンチュア株式会社 取締役会長)

  • サーキュラー・エコノミー - 潜在価値から利益を創造する新成長モデル -
    • 大量生産大量消費型(take,make,waste) ⇒ サーキュラー・エコノミー(Take make, use and use again)
    • ビジネスモデル
      • 製品のサービス提供
      • シェアリング・プラットフォーム
      • 製品寿命の延長
      • 回収とリサイクル
      • 循環型サプライ
    • 保有から利用、成果へ
      • MICHELIN ・・・ Tire As A Service(サービスとしてのタイヤ)
  • Living Anywhere
    • 技術進化による時代の変化が速いために摩擦的失業が大きなものになる可能性がある
    • 今後、1日の8時間労働を複数人でシェアする形になる可能性 ⇒ 収入減
    • 収入が減るなら支出も劇的に減らしたい
      • 支出の中で、40%が住宅、保険、自動車 への支払いで構成されている
    • 住む場所
      • 2030年には「土地に縛られて、グリッドに縛られて暮らしてたらしいよ・・・」と言っている未来にしたい
      • いい仕事、いい病院が東京に集約されているため、みんな現在東京に集まっている・・・・。
      • テクノロジーによって住む場所の縛りをなくしたい。オフグリッドにしたい
      • 不動産を動産へ・・・
    • 終わりなく進化を続けていくイメージ
    • ターゲットは日本だけではなくグローバル
    • 具体的に
      • HOTARU
        • どこでもシャワー。水が循環し、半永久的に使える。オフグリッド
        • 各種フィルターやセンサーから構成されている。センサーが水の成分をセンシングして、効率の良いフィルタリングを行う
        • 20代の人間がゼロから開発している
        • スケーラビリティもある
        • オフグリッドの水の利用シーン   * 災害時
          • 工事現場でのプレハブ
          • 水質汚染が進んでいる生活環境
          • 老朽化ビルで水圧が下がっている所など
    • 地球上で起こっている自然の循環をポータブルな形にして持ち運べるようにしたい
      • 人工光合成
    • LivingAnywhereの社団法人に新しい技術情報が集まるだけでも良い状況に向かう
      • 新しい技術は、相当スキャンして回らないとなかなか見つからないので。


基調講演

ドリュー・ヒューストン (Dropbox 共同設立者兼CEO)
モデレーター / 西山 誠慈 (ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版編集長)

  • Dropboxのここ2年の変化
    • ファイルをクラウドに格納するというだけの状況からチームの同期(連携) にフォーカスしている
    • 20万企業が有料サービスで利用している
  • Dropboxの競合との状況は?
    • 当初から多くのサービスと競合している
    • 多くのツールが存在するせいでネットワークの分断化が起こっている
    • 人間の仕事の60%は仕事をするための仕事(メールを探すとか)
    • Dropbox Paper ・・・ チームのリアルタイムコラボレーションが行える
      • ナレッジ管理においてWikiは素晴らしい。リンクされる、簡単に公開できる。が編集が大変、そのため放置される。
      • メンバーが一緒に会議をしているようなエクスペリエンスを再現
      • Slackに比べて、情報を体系化するのに適している。Dropbox Paperはコンテンツ用に使用する
  • セキュリティに関しては?
    • 非常に重要な問題である。
    • Dropboxに情報を入れたほうがセキュア。なぜならセキュリティにDropboxは投資しているから。
  • トランプ新政権について
    • あらゆるバックグラウンドの人間を受け入れているので、これに対して新政権の政策はネガティブな影響あり
    • 不確実性があるという意味では怖い状況ではある
    • Dropboxはワシントンへの影響力を強めて対応しようとしている
  • Dropboxの経営の苦労・喜び・学んだこと
    • 体系立てて学ぶことで背伸びすることで、自分を鍛えることができる
      • プログラミングのことは得意だったが経営に関することは元々全然知らなかった
      • 書籍によるインプット。ネットワークやコミュニティとのつながり。
  • 不安からどう逃れるか?
    • 誰でも弱みがあるということを認識する
      • 逆に強みが弱点になることもある
    • 誰かにコーチになってもらう。エグゼクティブ用のコーチ。
    • 創業時期が近い人間へ相談したり、情報をもらうことは非常に有用。ベテランは創業当初のことは忘れている。
  • Dropboxによる働き方改革
    • 紙媒体よりも圧倒的に効率的。仕事のための仕事をどう軽減するかが重要
    • Dropboxが働き方に柔軟性をもたらす。バーチャルな職場空間を作り出すことができる
  • 仕事の自動化
    • 現在の世の中は情報過多。自分で情報を整理する必要がある。
    • 情報を探す、情報を整理するというのはマシンのほうが得意
  • 20代の人間へのアドバイス
    • 友好的な競争環境に身を置くことで自分を高めることができる
    • カンファレンスでのネットワーキングで友人を作ることも重要
    • 自分にインスピレーションを与えてくれる人で自分を囲むことが大事


トランプ大統領誕生 - 今後の世界情勢を語る

船橋 洋一 (日本再建イニシアティブ 理事長)
ピーター・ランダース (ウォール・ストリート・ジャーナル 東京支局長)
キャシー 松井 (ゴールドマン・サックス証券株式会社 副会長)

  • トランプ政権誕生によるグローバル経済への影響
    • ナショナリズムの台頭の原因は、技術イノベーションまたはグローバル化により自分の立ち位置がなくなってしまったことによる不服感
    • トランプ政権は有権者の支持を維持できていないという現実に直面している。この状況は一定期間続くと思われる
    • 現時点では、金融マーケットのリアクションはポジティブである。が将来的には不透明
  • グローバルな経済はゆるやかに回復しているが
    • 現在は異常に金利が低い状態。これは政策的に行われている。
    • 金利と資本コストが異常に低い状態によって現在の状況が支えられている。が、これは正常化に向かう。
  • 北朝鮮の状況
    • 現在の北朝鮮の核の保有は、これまでにない危機
    • 日本が果たしうる役割は、対中国にメッセージを発信すること
  • 規制緩和
    • TPPと同じような枠組みをアメリカ抜きで作る必要がある
  • アメリカのTPP放棄
    • TPP放棄に象徴されるようなアメリカの統治に関する放棄が力の空白地帯を生んでいる。ここを埋めるのは中国
    • アメリカが2国間取引を推し進めるとASEANの崩壊を招く可能性もある
    • 日本はASEAN諸国とのつながりを強化すべき
  • フェイクニュースの問題
    • アメリカ大統領選挙にも一定の影響を与えた可能性がある
    • DeNAなどのような問題が日本でもあった
    • デジタルなオンラインメディアで信頼のあるものを確立するのは喫緊の課題。フィルタリングが必要
    • 膨大な情報量の中からノイズを除去するためのフィルターが現在存在しない
    • 日本のオンラインメディアの中でもNewsPicksSmartNewsは新しいプレイヤーとしてメディアの分野を開拓している。注目すべき企業といえる
  • 労働集約型で伸びてきた日本で、労働力が不足してる現在においてはITによる自動化に投資して進めるのが重要。または海外の労働力に頼る必要がある。


動画配信メディアの未来

藤田 晋 (株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長)
森川 亮 (C Channel株式会社 代表取締役)
モデレーター / 吉田 浩一郎 (株式会社クラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEO)

  • AbemaTV
    • 1500万DL
    • スマホ縦型でも視聴できるようにした。視聴習慣をつけられるように。横にするのはスマホの通常操作としては障壁がある
    • AbemaVideo。Amazon VideoやNetflix的な視聴ができるサービス
  • C CHANNEL
    • 女性のための動画のファッション雑誌。女性のファッション雑誌の置き換え。
    • 女性のためのHow to を提供する
    • 縦型動画
    • クリッパーと呼ばれるインフルエンサーが主に情報発信を行っている
    • タイ、台湾、韓国、中国、インドネシア等にも展開
    • 動画再生数は中国への展開で急激に伸びた。中国が非常にアクティブ
  • 動画の未来
    • 動画に関する市場は混沌としている。まだどういったビジネスモデルが支持されるのか不明慮
    • AbemaTVでコンテンツを作る上でテレビ局(テレビ朝日)が必須な状況。ニュースが作れない。
    • インターネットでの動画視聴に関しての市場はまだ開拓期。
    • AbemaTVは若者向けのコンテンツを制作、テレビ局はシニア向けのコンテンツ という現在の住み分け
    • 現在の若者のテレビ離れは、(テレビのコンテンツ離れではなく)テレビデバイス離れかも?
    • 動画のWikipedia的なものが必要。データとして意味のある動画。
      • ただし、データとして価値のある動画を作るのは敷居が高い。
  • 動画コンテンツ
    • C CHANNELではできるだけ人が映っていない動画のほうが良い。映った人によって動画の質が変わってしまうのが好まれない。
    • AbemaTVはコンテンツ作成のための予算を大きくかけている。テレビクオリティを目指している。スタジオを複数持っている。
    • キラーコンテンツとしてのドラマを作成したい。が簡単ではない。
  • 収益モデル
    • AbemaTVは、現在視聴中の動画は広告が出るので無料でよい、録画されたものを見る場合はDVD買うのと同じ感覚、有料。という考え方
    • インターネットの広告はバナー広告からTVのCMのようなものに変化している


スペシャルセッション

小林 久隆 (分子イメージングプログラム・アメリカ国立がん研究所・米国NIH 主任研究員)
モデレーター / 永山 悦子 (毎日新聞 編集委員)

  • 小林氏の研究
    • 抗体を用いたがんの特異的治療
    • 放射免疫療法+アビジンチェース (1994年にこれを作った)
      • が、いろいろ制約が多かったので 近赤外光線免疫療法(NIR-PIT) を作った
    • 近赤外光線免疫療法(NIR-PIT)
      • FDAで認可済み
      • 短時間で狙った細胞を膨張させ破壊する
      • 患者のがん細胞に対する免疫を誘導する
      • 正常な細胞には全く影響を及ぼさない
      • 一か所を治療すると転移も治る
  • 近赤外光線免疫療法の特徴
    • がん細胞を選択的に取り除くことができる。他の細胞に傷をつけない
    • 従来の治療法に比べて、患者にとって副作用が圧倒的に少なくなる
    • マウスの実験時と同様の結果が予想通りに人間の治療においても発揮されている
    • メジャーながんに対する抗体を6~7個、免疫に抗体を2,3個そろえることで、80~90%のがんを治療できる
    • がんがどこにあるか分からないタイプ(血液のがん)の治療が不得意
      • ただし、それらのがんは抗がん剤で治療できることが多い
    • 生物学的なものを利用していない(抗体の分子に光を与えて細胞に物理的に傷をつける)ので、マウスの結果と人間の結果に大きな違いが出ない。
  • 近赤外光線免疫療法が実際の現場での利用
    • 現在は、アメリカでのクリニカルトライアルのphase2
  • 大手の製薬会社では、既存の手法とコンフリクトしてしまうので、あえてベンチャー企業(Aspyrian)にこの治療法をライセンスした


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