覚えたら書く

IT関係のデベロッパとして日々覚えたことを書き残したいです。twitter: @yyoshikaw

オンライン試験監督付き試験の受験に関するメモ

AZ-900 - Microsoft Azure Fundamentals の資格試験を受けました。


内容自体は極端に難しいものではないので、合格しました。

この資格や試験内容等については特に触れないですが、
この試験が私にとって初めての 自宅でのオンライン受験(オンライン試験監督付き試験)だったので、
今後のために 自宅でのオンライン受験 に関しての作業についてメモしておきます。
(※AZ-900 自体は、テストセンターでも受験できるはずです)

以下の内容は、受験する資格 や 試験のプロバイダーなどによっても異なってくると思います。(私の場合は ピアソンVUE)
また、私は Windows 10 で受験しましたので、macOS での受験の場合も若干異なってくると思います。

必須

受験にあたって以下のような環境が必要になります。

  • 受験用のPC
  • インターネット回線
  • PCに接続されたカメラ(最近のノートPCなら付いてると思います)
  • マイクデバイス(最近のノートPCなら付いてると思います)
  • スマートフォン

  • 受験者を証明するもの(免許証やパスポート)

準備(前日まで)

  • ベンダーからのメール内のリンクやWebサイトから飛んで、受験の申し込みをします。
    • プロファイルが登録されていない場合、自分のプロファイルの登録が必要です。(氏名や住所、電話番号などの登録)
    • 試験を実施する(開始)日時をスケジュールします
      • おおよそ 9:00 - 16:00 ぐらいの範囲でどこでも指定できたと思います。夜中などのスケジュール指定はできませんでした。
    • 案内に従って 試験環境(インターネット回線やデバイス)のチェック(システムテスト)を行います。
      • 特定のプロセスが動いているとNGなようで、私の場合はXBox関係のプロセスをTaskManagerで停止させました。
        • この辺は OnVUE の警告メッセージで表示されました

試験準備(当日)

  • 受験するテーブルに、基本的には受験用のPCとマウス 等以外は無いようにしておきます
    • Dockみたいなものは、あっても特に何も言われませんでした
    • 箱ティッシュを置いておいたら、片付けるようにと試験監督に言われました
    • (電源はOFFにしていましたが、)外部モニターは片付けるようにと試験監督に言われました

試験へのチェックイン

  • 案内されている手順に従って、試験開始の30分前 以降に チェックイン操作をします

    • 基本的には最終的に OnVUE をダウンロードして起動する操作になったと思います
  • 試験環境の以下チェックが行われます

    • インターネット回線
    • カメラデバイス
    • マイクデバイス(画面に表示された言葉を言う必要あり)
  • 案内が行われますが、試験開始するにあたって以下のチェック・作業が必要でした

    • 自身の登録したスマートフォンの電話番号へSMSのメッセージを飛ばす
    • SMSで受け取ったメッセージ内に記載されたWebページへアクセスして以下の情報を撮影してアップロード
      • 受験者の顔写真
      • 受験者を証明するもの(免許証やパスポート)の写真
      • 受験する部屋を支持された4方向から撮った写真
  • 試験監督官と会話するチャットウィンドウが開いて、指示が行われますのでそれに従って進めます

    • カメラデバイスを360°回して受験する位置から部屋の様子を見せるように言われます
    • また、カメラデバイスで受験する手元(テーブル)の様子も見せるように言われます
  • Windowsのタスクバーで、OnVUE だけが起動しているというように見えている必要があります

    • たとえば、Webブラウザのアプリが起動している状態になっていてはいけません
    • 試験は、OnVUE のアプリ上で実施されます
  • 諸々手順を進めるとOnVUE に試験が配布されます

  • 試験開始直前に何か確認の操作があった気がします。ど忘れした。。。

    • それが終わると試験が始まります

試験開始後

  • チャット用のウィンドウはクローズしてしまって問題ないと思います
  • 画面に表示される問題をひたすら解き進めていきます
  • 問題に考え込んで、顔を手で長時間おおったりしないように気を付ける必要があります

  • 試験によると思いますが、試験完了まで進むと即座に合否が出て、それで試験終了です。

    • 特に試験監督とやり取りは発生しません
  • 試験後に一応アンケートがありますが、たぶん任意です

失格になるケース

試験失格になるケースがいくつも定義されていますが、例えば以下のようなケースも失格になります

  • 試験中に席を離れる(カメラに映らなくなる)
  • 試験中に部屋に誰か入ってきてしまった
    • 家族等がいる場合は事前にその旨伝えておいたほうがいいです


受験してみての感想

テストセンターの空き状況を気にしなくてよい。テストセンターまで物理的に行かなくてよい。 というメリットは大きいです。
ただし、自宅でのオンライン試験は、違う準備をしなければならなかったり、気にかけないといけない点もあります。
受験のための片づけ等の準備は怠らないように気を付けないと試験のチェックイン後に慌てることになる気がします。