覚えたら書く

IT関係のデベロッパとして日々覚えたことを書き残したいです。twitter: @yyoshikaw

Solidity - RemixでHello World

Solidityでのスマートコントラクト開発を行う上で、
統合開発環境としてはブラウザベースのRemixを利用するのが一番お手軽なようです。

とりあえずRemix を利用して Hello Wolrd を実行してみます。


Remixの起動

以下URLのアクセスします。

https://remix.ethereum.org

すると以下のような画面が表示されます

f:id:nini_y:20180813231913p:plain

ここで、左上の+ボタンをクリックします


ファイルの作成

FileNameに HelloWorld.sol と入力して「OK」をクリックします。

f:id:nini_y:20180813231920p:plain


コードの記述

以下のコードを記述します

pragma solidity ^0.4.23;

contract HelloWorld {
    
    function hello() public pure returns (string) {
        return "Hello World!!";
    }
}

HelloWorldというcontractに、"Hello World!!"という文字列をreturnするfunctionを定義します。
(constant修飾子をfunctionに付与する例が時々見られますが、現在はfunctionにconstantを付与するのは非推奨になっているようです)


コンパイル

画面右上の辺りにある「Start to compile」をクリックしてコンパイルを実行します。

f:id:nini_y:20180813232700p:plain


デプロイ

コンパイル完了後、「Run」タブをクリックします。

f:id:nini_y:20180813232839p:plain


以下の表示になるので、「Deploy」をクリックします

f:id:nini_y:20180813232936p:plain


functionの実行

「Deployed Contracts」の中のHello Worldのリストをクリックするとhelloというfunction名が表示されるので、
それをクリックします。

f:id:nini_y:20180813233006p:plain


するとfunctionの結果として "Hello World!!" の文字列が返されます。

f:id:nini_y:20180813233304p:plain


まとめ

Remixを利用することで、とりあえずSolidityのHello World を試すことができました。