Solidity
でのスマートコントラクト開発を行う上で、
統合開発環境としてはブラウザベースのRemix
を利用するのが一番お手軽なようです。
とりあえずRemix
を利用して Hello Wolrd を実行してみます。
Remixの起動
以下URLのアクセスします。
すると以下のような画面が表示されます
ここで、左上の+ボタンをクリックします
ファイルの作成
FileNameに HelloWorld.sol
と入力して「OK」をクリックします。
コードの記述
以下のコードを記述します
pragma solidity ^0.4.23; contract HelloWorld { function hello() public pure returns (string) { return "Hello World!!"; } }
HelloWorldというcontractに、"Hello World!!"という文字列をreturnするfunctionを定義します。
(constant
修飾子をfunctionに付与する例が時々見られますが、現在はfunctionにconstant
を付与するのは非推奨になっているようです)
コンパイル
画面右上の辺りにある「Start to compile」をクリックしてコンパイルを実行します。
デプロイ
コンパイル完了後、「Run」タブをクリックします。
以下の表示になるので、「Deploy」をクリックします
functionの実行
「Deployed Contracts」の中のHello Worldのリストをクリックするとhello
というfunction名が表示されるので、
それをクリックします。
するとfunctionの結果として "Hello World!!" の文字列が返されます。
まとめ
Remix
を利用することで、とりあえずSolidityのHello World を試すことができました。