覚えたら書く

IT関係のデベロッパとして日々覚えたことを書き残したいです。twitter: @yyoshikaw

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Go言語 - 日時のフォーマット処理

本エントリでは、Go言語で日時を特定の書式にフォーマットする処理を実行してみます。 基本的にはtimeパッケージのTime.Format関数を利用することになります。 例えばJavaなら、LocalDateTime#format やら SimpleDateFormat#format 等を利用してフォーマット…

Go言語 - melodyを利用してWebSocketサーバを立てる

melodyとGinを使ってWebSocketサーバを立てて、簡易的なチャット画面を作ってみました。 実際には、melody Exampleを、ほぼそのまま流用しているだけです。 準備 以下を実行してmelodyを利用可能な状態にしておきます go get gopkg.in/olahol/melody.v1 プロ…

Go言語 - Goの特徴

Go言語(Golang)の特徴(メリット)として以下のようなものが一般的に挙げられています 高パフォーマンス 一般的に軽量言語(LL)ではメモリ管理のコストなどに注意してコードを構成しなければパフォーマンスが極端に悪くなることがあります。 それに対して、…

Go言語 - Ginを使ってHello World

Go言語ではnet/httpを利用することでHTTPサーバを立てることができまが、GinといったWebアプリ用のフレームワークも存在しています。 事前準備 以下を実行してGinのパッケージ取得を行います go get github.com/gin-gonic/gin とりあえずHello World 以下 He…

Go言語 - HTTPサーバでHello World

Go言語ではnet/httpを利用することでHTTPサーバを立てることができます。 とりあえず今回はお試しな感じでHTTPサーバを立ててみます とりあえずHello World 以下 Hello World の文字列を返す例です。 http.HandleFuncにより、ハンドリング対象のパスとハンド…

Go言語 - WindowsのアクティブなセッションのIDを取得する

Windowsではセッションという概念が存在しています。(セッション 0 の分離 - Windows 7 対応アプリケーションの互換性) 複数セッションの中で現在アクティブになっている(物理コンソールにアタッチしている)セッションのセッションIDをGo言語で取得する…

コード品質特性を悪化させるには

プログラムのより良い設計を支える中心的概念としてコード品質特性があります。これに点数付けした場合に、悪い点をとるためにはどうすればいいかについて書きました。 以下内容のベースはJavaです そもそもコード品質特性とは ここでは、以下をコード品質特…

複雑なプログラムに現れる傾向や特徴

「ソースコードを汚くするには」に記載したようなコードを書いていると、結果的に複雑なプログラムになってしまいます。 ここでは複雑なプログラムに現れやすい傾向や特徴などについて記載しました 基本的にJavaをターゲットにして本エントリを記載していま…

「APIデザインの極意」-優れたAPIを決定づけるもの

「APIデザインの極意」 の 第3章 優れたAPIを決定づけるもの で気になった部分の抜粋 APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート作者: Jaroslav Tulach出版社/メーカー: インプレス発売日: 2014/07/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ (…

「APIデザインの極意」-APIを作成する動機

「APIデザインの極意」 の 第2章 APIを作成する動機 で気になった部分の抜粋 APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート作者: Jaroslav Tulach出版社/メーカー: インプレス発売日: 2014/07/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ (9件) を…

Go言語 - enumを定義する

Go言語には、C言語やJavaにおける「enum(列挙型)」のような機能がありません。 Go言語をやり始めて最初にこれを知った時、 え嘘でしょ? と言いたくなりました。 が、実際には 定数定義とiotaを利用することでC言語における列挙型に近い振る舞いを実現する…

Go言語 - 空インターフェースと型アサーション

Go言語には、全ての型と互換性を持っているinterface{}型(空インターフェース)というものが存在しています。 たとえば以下のように、interface{}で宣言した変数にはどんな型の値でも代入可能です var obj interface{} obj = 123 // int obj = "str" // str…

Go言語 - interfaceを触ってみる

Go言語にはメソッドの型だけを定義したinterfaceというものが存在しています。 interfaceは型の一種であり、任意の型が"どのようなメソッドを実装するべきか"を規定するためのものです。 大雑把にいえばJavaでいうところのinterfaceに似たものです。 interfa…

Go言語 - forループによる繰り返し処理

Go言語で繰り返し処理(ループ)を記述するために用意されている構文はforのみとなっています。 whileやdo whileといったものは提供されていません。 無限ループ 他の言語であれば、無限ループを記述する場合は、 while(true) { xxx } といったようにwhileを…

Go言語 - メソッド

Go言語には、任意の型に関数を紐づけるためのメソッドという機能が存在しています。 メソッドの定義方法 メソッドの定義は以下のように記述します。レシーバーに関する記述をする部分が、関数と異なる箇所になります func (<レシーバー>) <関数名>([引数]) […

Go言語 - 無名関数

前回のエントリでGo言語の関数の基本的な部分について書きました。 本エントリでは、前回のエントリでは扱わなかった無名関数について書きます。 Go言語では関数を値として扱うことができて、変数へ格納することもできます。 まずその辺りの動作を以下確認し…

Go言語 - 関数

オブジェクト指向ではないGo言語において、関数を定義することがプログラミングにおいてかなり重要なものとなるようです。 ここでは、Go言語の関数について基本的な部分を確認します。 Go言語の関数はJavaのメソッドやC言語の関数と比べても独特な部分がいく…

Go言語 - %Tや%vの書式で出力される文字列

Go言語のfmtパッケージに存在するPrintf関数は書式を指定して標準出力に書き込みを行います。 C言語のprintfに良く似ています。が、C言語には存在しない書式がいくつか加わっています。 その中の代表格として以下のような書式が存在しています。 %T 対象デー…

Go言語 - flagパッケージでコマンドラインパラメータを処理する

前日のエントリではos.Argsを用いてコマンドラインのパラメータを取り扱いました。 これ以外にも、Go言語ではflagパッケージというものが用意されています。 コマンドラインで与えられたパラメータのパース処理を簡単に実施できるようになっています。 本エ…