覚えたら書く

IT関係のデベロッパとして日々覚えたことを書き残したいです。twitter: @yyoshikaw

Mac - 画面のロック

Windowsの場合、画面をロックする場合のショートカットは Windowsキー + L です。

Macの場合、画面をロックする場合のショートカットは以下になります。
controlキー + commandキー + Q


一個注意しなければならないのは、 controlキー + shiftキー + Q を間違って押すと
全アプリを終了してログアウトする動作になる ということです。


ホットコーナーへの割り当て

もともと存在するショートカットでも画面のロック操作はできますが、
ホットコーナー(画面の隅へマウスカーソルを持っていく操作)に画面ロック操作を割り当てることも可能です。
手順は以下になります。

アップルメニューからシステム環境設定を開きます

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システム環境設定の中から「デスクトップとスクリーンセーバ」を選択します

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「スクリーンセーバー」タブを選択し、右下の ホットコーナー をクリックします。 f:id:nini_y:20200407222127p:plain


すると以下のようなウィンドウが表示されます。
今回は、右下のコーナーに画面ロックを割り当てます。そのため、右下(赤枠)のプルダウンを開きます。

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プルダウンから ”画面をロック” を選択し、「OK」 をクリックします。

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これでデスクトップ画面で、マウスカーソルを右隅に持っていくと自動で、画面がロックされるようになります。



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Mac - マウスホイールの動作を変更する

Windows使っていたユーザがMac使うとびっくりする動きはいくつもありますが、
マウスホイールに対する画面の動きがWindowsとは逆になっています。

  • Windowsの場合

    • マウスのマウスホイールを指で下方向に動かすように回転させると、画面は下方向にスクロールします(スクロールバーが下に下がっていきます)。
    • マウスのマウスホイールを指で上方向に動かすように回転させると、画面は上方向にスクロールします(スクロールバーが上に上がっていきます)。
  • Macの場合

    • マウスのマウスホイールを指で下方向に動かすように回転させると、画面は上方向にスクロールします(スクロールバーが上に上がっていきます)。
    • マウスのマウスホイールを指で上方向に動かすように回転させると、画面は下方向にスクロールします(スクロールバーが下に下がっていきます)。

というわけで、Windowsのマウスホイール操作に慣れていると、Macでのマウスホイールの動きに混乱することがあります。

これをWindowsと同じように動作させるためには以下設定で可能です。
(ちなみにPCにマウスが接続されていないと設定できません)


設定手順

アップルメニューから「システム環境設定」を開きます

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システム環境設定の中から「マウス」を選択します

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"スクロールの方向: ナチュラル" のチェックを外します。

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これで Windows と同じマウスホイールの動きとなります。


補足

ちなみに、上記設定を行うと「トラックパッド」の "スクロールの方向: ナチュラル" のチェックも自動的に外れます。

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これによりトラックパッドを2本指で上下させた時の動きもデフォルトとは逆になります。(マウスホイールの動きと同じになります)



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Mac - Dockを自動的に隠す

MacBook などを使っているケースで、モニタのサイズが限られている場合に Dockの表示が邪魔になるケースがあります。 通常であれば以下のようにデスクトップの画面下にDockが表示されています。

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デスクトップであったり、外部モニターがあれば問題になりにくいかもしれないですが、
13インチのMacBookなんかだとDockの表示が邪魔で、不要な時は自動的に非表示にして画面の表示域を確保したくなることもあります。

Dockを自動的に非表示にするための設定は以下で行えます。


設定方法

アップルメニューから「システム環境設定」を開きます

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システム環境設定の中から「Dock」を選択します

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"Dockを自動的に表示/非表示" にチェックを入れます。

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これでDockを操作していない時は、自動的にDockが隠れるようになりました。


補足

上記の Dock の設定内の「画面上の位置」で を選択すると、デスクトップの左端に縦にアイコンが並んだDockの表示となります。(右を選択した場合は、右端に表示されます)

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他にも「サイズ」で、Dock(内のアイコン)の表示サイズを変更することなども可能です。



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Mac - スクロールバーを常に表示する

Macのスクロールバーは通常は表示されておらず、"マウスまたはトラックパッドに基づいて自動的に表示" という設定になっています。

画面の見た目上、常にスクロールバーが表示されていなくて良いと思うんですが、Windowsメインで使っている者からするとスクロールバーが表示される条件が結構謎な動きをするケースがあります。

例えば以下は、キーボードの「入力ソース」の設定画面です。

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右側のペインは設定項目は全ては表示しきれてておらず、
表示されていない部分は縦スクロールして表示して操作する必要があります。
が、スクロールバーが表示されるであろう位置にマウスカーソルを持っていってもスクロールバーは表示されません。
このケースでは、例えば 入力モード のチェックボックスの操作を行ったりするとスクロールバーが表示されます。
(ちなみに、MacBookなどでトラックパッドがあれば指2本使ってのスクロールをすることもできます。)

個人の好みや慣れの問題かもしれないですが、スクロールバーが表示される条件がよくわからず混乱することがあります。

スクロールのためにいちいち混乱するぐらいなら、いっそのこと常にスクロールバーが表示されていた方良い人もいると思います。
その設定方法は以下になります。


設定手順

スクロールバーを常に表示するようにするには以下の手順で設定します。


アップルメニューから「システム環境設定」を開きます

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システム環境設定の中から「一般」を選択します

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「スクロールバーの表示」で "常に表示" を選択します。

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これで、スクロールバーが表示されない!!と いちいち混乱することは無くなります。



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Mac - 日本語入力の確定をEnterキー1回で行えるようにする。

Windows主体で利用しているユーザがMac使った時の戸惑いポイントはいくつもありますが、
日本語入力して変換等を行って、単語や文章を確定させる時にreturnキー(Enterキー)を2回押さないといけないというのが鬱陶しく感じます。

returnキー(Enterキー)1回押して確定させるためには以下の設定を行います。

設定手順

アップルメニューからシステム環境設定を開きます

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システム環境設定の中から「キーボード」を選択します

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「入力ソース」のタブを選んで、「Windows風のキー操作」にチェックを入れます。これでreturnキー(Enterキー)に関しての問題は解決です。

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Enterキーの件に加えて、(個人的に)日本語入力中のライブ変換もけっこう鬱陶しく感じることが多いので、その動きを抑止するために 「ライブ変換」のチェックをついでに外した方が良いと思います。


英字の先頭の自動大文字化の解除

文章を確定する際のreturnキー(Enterキー)を押す回数の件とは別ですが、
アプリケーションによって、アルファベットの文を入力した際に文頭の文字を自動的に大文字にしようとする動きをする場合があります。(ただし、この動作をしないアプリも多くあります)

この動きも鬱陶しく感じる場合があるので、この動きを抑止したい場合はキーボードの設定で、
「ユーザ辞書」タブを選択し「文頭を自動的に大文字にする」のチェックを外します

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