MedNight Tokyo #1 に参加してきました。
以下、自分用のメモです
概要
- 開催日時
- 2016/12/14 19:30 ~
- 登壇企業
- 内容
- 医療ヘルスケア分野のエムスリー・メドレーのエンジニアが、医療業界におけるサービス運用に関するアレコレを語る会
- 参加費
- 無料
製薬企業向けサービス運用24時
エムスリー株式会社 笹生健 氏
- エムスリー
- 医療従事者向け医療情報サイト m3.com
- MR君
- 製薬企業向けサービス
- 製薬企業が薬剤を(動画などで)医師にプロモーションするためのサービス
- 売上規模150億円
- エンジニア60名
- Unit1~Unit9, インフラ・基盤チーム
- MR君 ⇒ Unit1:開発7名、運用7名
- 運用
- 営業・運用スタッフ(約100名)からの依頼がRedmineで飛んでくる
- Redmineを眺める毎日
- データ抽出・集計が一番多い
- クライアント向けの提案・報告資料用データ作成
- SQLが変態的に得意になった
- なんでSQL?
- データウェアハウス的なツール整備が追い付かない
- 運用エンジニアやってて思うこと
- 安定運用のために開発時に心がける事
- 運用に必要な機能・ツールを予め用意して!
- 営業・運用スタッフとの良好な関係作り
- 人情味あるコミュニケーション
- 運用エンジニアのやりがい
- 楽しかったこと
- 営業・運用スタッフからの「ありがとう」
- 協力して運用を回す達成感
- 悲しかったこと
- システムに振り回される人たちを見るとつらい
- 運用が煩雑、トラブル発生で遅くまで業務
- 楽しかったこと
- 安定運用のために開発時に心がける事
顧客リーチ手段再考
エムスリー株式会社 岩佐 氏
- 顧客リーチ手段
- 流入/day
- メール: 47,000
- 検索エンジン: 35,000
- APP: 15,000
- 層別分析
- 流入/day
- Web Push
- アプリのPushのようなものがアプリインストール無しにWebからできる
- サービスワーカはCookieにアクセスできない
- サービスワーカの中ではブロッキングAPIは使えない
- プッシュサーバ
- FCM(Chrome52以降)
1人開発体制における運用と工夫
株式会社メドレー 徐 氏
- メドレー
- 2009年 創業
- サービス
- MEDLEY
- CLINICS
- JobMedley
- 介護のほんね
- どうやって1人で運用しているのか
- PM 3人, エンジニア 1人
- 基本的にはサイト改善をやっている。インフラ作業は不定期に発生する
- 障害対応
- 障害対応も1人
- 最低限の自動化は必ずやる
- 最低限のテストコードは必ず書き自動テスト
- デプロイはCIにさせる
- SSL証明書の更新などもできるだけ自動化
- タスクの分割
- 小規模リリースを心がける
- 基本的に人が増える事前提で、後から入ってきた人が不安なく・快適に開発するために可読性の高いコードを書く。ドキュメント整備もする
オンライ病気事典MEDLEYの地味だけど重要な運用の話
株式会社メドレー 竹内正明 氏
- オンライン病気事典メドレー
- 医師たちがつくるオンライン病気事典
- 1つのロール=1人の担当者
- 1人でも異動したら運営が回らなくなる
- 属人化とブラックボックス化に対処する
- 自動化
- ドキュメントを残す
- ドキュメント
- ドキュメント共有サービスesaを利用
- 運用手順書のポイント
- ターゲットとレベルを定義する
- 担当者を明記する
- 不定期なものは定期的に実行できるようにならないか検討する
- 手順書自体を定期的に見直す
- 凡事徹底
まとめ
- 技術スタックの話などではなく、運用の泥臭い話がメインで、それが自分にとってとても面白かった
- 懇親会はかなり盛り上がってました。普段なかなか接点のない会社の人と話せてとても良かった
- 医療系に限らないがシステムやサービスを収益事業化するのは大変だなとしみじみと感じた
- 第2回もそのうち開催されるらしい。開催されるならまた参加したい