stubby4jを、Basic認証を行うサーバとして振る舞わせることができます。
stubby4jの実行方法等は、はじめてのstubby4jを参照ください。
本エントリでは、リクエストの送信結果を確認するためにDHCを使用しています
Basic認証用の設定方法
■定義
YAMLファイルで以下のように特定のrequestのheadersの「authorization-basic」にBasic認証用のIDとパスワードを平文(plain text)で、
{ID}:{パスワード} の形式で記述します。
- request: url: /path/request/basic method: GET headers: # no "Basic" prefix nor explicit encoding in Base64 is required when stubbing, # just plain username:password format. Stubby internally encodes the value in Base64 authorization-basic: "user1:password001" response: headers: Content-Type: application/json status: 200 body: > { msg: "Your request authentication successful." }
ここではplain textでID、パスワードを記述しましたが、実際にはBASE64エンコードされた値で管理されています。
そのためリクエストを送信する際の認証情報もBASE64エンコードする必要があります。
動作確認
上記の定義にもとづいてstubby4jを起動してリクエスト内容に対する応答を確認します。
■正しい認証情報をリクエストにセットした場合
DHCを使って正しいIDとパスワードをセットしたリクエストを送信します。
DHCのHEADERSの"set an authorization"部分をクリックします。
表示されたダイアログに、IDとパスワードを(plain textで)セットします。(自動的的にリクエスト時にBASE64エンコードされます)
リクエストを送ると正常な応答(ステータスコード=200)が返ってくることが分かります
■間違った認証情報をリクエストにセットした場合
間違った認証情報をセットしたリクエストを送信すると認証失敗(ステータスコード=401)の応答が返ってくることが分かります。